注文住宅でデザインにこだわる際に気を付けたい事とは

注文住宅でデザインにこだわる際に気を付けたい事とは

デザイン重視の注文住宅は、特に住まいに対して強い思い入れやこだわりのある方が選ぶ傾向にあります。
見た目にプライリティを置いたプランニングを進めていくことも注文住宅の醍醐味ではありますが、実際にその住宅で暮らすという現実の部分にも目を向けて、おさえておきたい注意事項は意識しておくべきでしょう。
外観で個性を出したい場合には、屋根の形状を複雑化したり装飾を入れたりすることが多くありますが、メンテナンス性が低くなったり複雑な構造のために雨漏りが発生したりするリスクなどにも注意が必要です。
外装部分は住宅の基本性能に直結するために、入念な設計が重要となるため信頼できる注文住宅メーカーへの依頼が望ましいでしょう。
内装のデザインでは、開放感や雰囲気によって選ばれる傾向にある大空間の吹き抜けや、リビング階段などが挙げられます。
魅力のある構造ですが、その一方で光熱費が余分にかかったり生活音が住宅内に響くなど、生活する上で不便となるデメリットもあります。
これらの例はほんの一部分とはなりますが、必ず「長い時間を過ごす生活空間である」ことは意識した上で、注文住宅のプランニングを進めてくことをおすすめします。

コストカットと時短を行える注文住宅で使う輸入建材

注文住宅を建てる方は、コストカットをしながら希望を反映させる家作りを希望することは多い傾向にあります。
木造住宅の場合は在来工法というものがあり、自由度の高い設計を行えるメリットがありますが、輸入建材を利用する方法では自由度はあまり高くはないものの、コストカットを大幅に行うことができる他に、建築に掛かる日数を減らすことにも役立ちます。
一般的にはこのような注文住宅をツーバイフォー住宅と呼びますが、このツーバイフォーは海外での規格品になり、木材の断面が2インチと4インチで作られていることから名付けられた住宅の構造です。
ツーバイフォー住宅の場合は全てを2インチと4インチの建材で作っていると判断してしまう方がいますが、実際にはツーバイシックスやツーバイエイト、ワンバイフォーなどかなりのバリエーションがあり、組み合わせが非常に簡単なメリットや、汎用性の高い接続部分の金属パーツが豊富にあるというメリットもあります。
このタイプの輸入建材の注文住宅では、火災に強い家に出来る他に耐震性も高めになるので、デメリットに感じてしまうことは殆どありません。